上達の為の入力と出力について考えたこと

概要

自分は、色々な趣味で遊んできました。しかし、上達が感じられないものも多々ありました。一つの要因として、インプットとアウトプットがあると思いました。上達が感じられないものは、インプットとアウトプットのバランスが悪かったり質が悪かったと考え、自分の各趣味へのインプットとアウトプットについて考えたことをまとめます。

注意

各趣味に関しての熟練度は低く、その趣味を持っている方からすれば誤ったこともあるかもしれません。各趣味に関しての考えは、軽く受けとめていただけたらと思います。また、指摘していただけると大変助かります。

各趣味への反省

自分の趣味についての反省です。

  • 将棋・囲碁
  • キャラ絵
  • 写真
将棋・囲碁

将棋・囲碁へのインプットは棋譜を並べることを含め戦法を覚えること、アウトプットは対局(実践)だと仮定します。

子供の頃によく将棋や囲碁を打っていましたが、対局をするも上達をしませんでした。

上達しなかった原因に、対局ばかりで棋譜ならべや、陣形を覚えることをあまりしていなかったことが含まれると思います。自分の行う入力といえば対局時に失敗したことを注意する程度でした。また、対局をしても感想戦などは行わず、一喜一憂するだけであったことがあげられます。

要するに、アウトプットが多かったが、インプットができていなかった。それに加え、アウトプットの質が低かったと思います。

これを改善するためには、棋譜並べなどを通して、様々な陣形に対しての対策や対局の進め方を考える必要があると思います。また、対局をする場合は、棋譜を記録し反省をするべきだと思いました。

キャラ絵

絵に関しては、キャラ絵のイラストを書くために書いていたのでそちらに偏った内容です。キャラ絵に関してのインプットは、人体や絵柄の模写だと考えました。アウトプットは、自分の作品作りだと考えます。

大学の1,2年の間に描いていました。最初は、皆から上手くなったとコメントを貰えていたのですが、途中から伸び悩み、自分で自分の絵に満足できなかったのでやめてしましました。

上手くなったのは、人体のモデルを描くサイト「ポーズマニアックス」で練習したり、好きな絵柄の人の絵を模写して、ある程度人体が描けるようになったからだと思います。伸び悩んでしまった原因は、最終的には、何も見ないで描けるようになりたかったのですが、何も見ないで描くのは上手く描けなかったので、しなかったからだと思います。
毎日何時間か絵を描いていたにもかかわらず、何も見ずに描くときの質の低さに絶望しやめてしまいました。

要するに、インプットは多かったが、最終目標にあったアウトプットができていなかったと思います。キャラ絵を描き始める場合にやってないと困る人体の基礎練習をしたことで、他の苦しいことから無意識に逃げていたと思います。
これを改善するためには、最初からアウトプットの練習も行い、インプットしたものを常にアウトプットに活かせるようにするのが大切だと思いました。定期的にアウトプットすることで、自分のアウトプットに対する実力を把握することもできるので、後から挫折することも少いかと思います。

写真

写真に関してのインプットは、他の写真作品を見ること。アウトプットは、自分で写真を撮ることだと考えます。

写真は、2年くらい前から撮り始めて今でも続けていてます。最初は、ほとんど写真に関してのコメントは貰えませんでした。しかし、最近は他の人にも「上手くなりましたね」って言われるので上達しはじめたと思います。

最初に写真に関してのコメントが貰えなかったのは、カメラの使い方にも慣れておらず、写真に関してコメントする以前の問題があったと思います。また、自分の写真を撮るばっかりでインプットが足りずにあまり上達していなかったと思います。

カメラを使うことに慣れてきたあとは、写真雑誌・グラビアページ・美術館にて色々な作品を見ることで影響を受けいいものが作れるようになったと思います。また、影後に写真を見ながら仲間内で撮影会を行うことで、気をつけないといけないことに気づくことができたので、良かった。また、他の人の作品に意見することで、無意識に行なっていたことが明示になったと考えています。

インプットとアウトプットのバランスが良く、他の趣味に比べて上達を感じることができたと思います。また、アウトプットに対しても主観的・客観的に反省することで、ステップアップしていけていると思います。
今後も、行なった練習を振り返り常に反省しながら進めていきたいと思います。

考察

インプットとアウトプットについて

上達が上手くいかない趣味に関しては、簡単なこと、しやすいことしかしていない印象を受けました。反省したり、苦手なことをするのにはエネルギーを使うので、逃げたり、逃げていることを意識しないようにしていたと思います。結局、インプットばかりになってしまったり、アウトプットばかりになってしまっていました。また、アウトプットしたあとに反省が足りないことも問題でした。

上達がスムーズな趣味に関しては、常に最終目標を意識した練習を心掛けられているのではないかと思います。また、上達が滞っていた趣味に関しても不足していたインプットorアウトプットを補ってやることで比較的短期間で成長できたように思います。また、油断せずに今後も練習内容に対するインプットとアウトプットを見直して上達したいと思います。

趣味が継続できていないことについて

色々なことに手を出している残念な点は、1つの事が非常に上達している状態にならないことだと思います。しかし、良い点もあり、各趣味についての行動を振り替えることで上達へのメタ知識?を得ることができていると思います。今後も意識的に練習を見直し改善して上達へのメタ知識を増やして、練習へのフィードバックをしたいと思います。